アメリカン・サイコ観ました！

アメリカン・サイコを観ました　（2010年：DVD7本目）

2000年 / アメリカ / 原題：AMERICAN PSYCHO / 上映時間：102min 【監督】 　メアリー・ハロン 【出演】 　パトリック・ベイトマン　/　クリスチャン・ベイル 　ドナルド・キンボール　/　ウィレム・デフォー 　ポール・アレン　/　ジャレッド・レト

◆あらすじ
80年代のニューヨーク。
一流企業の副社長であるパトリック・ベイトマンは、ハンサムな容姿を持つ27歳。
一見、誰もが羨む生活を送っているように見える彼だが、その心の中には暗く深い闇が広がっており…

◆感想
クリスチャン・ベイル観たさで、観賞いたしましたが…
これは…またすごい映画でした…

-----以下、ネタバレありです-----

私が初めてクリスチャン・ベイルを観たのは「リベリオン」だったので
クリスチャン＝冷静沈着、笑わないというイメージがあるんです。
まんま、クラリックのプレストンが彼のイメージになってしまってるのですね（苦笑）

なので、この作品もあらすじをよんで
心に闇を抱えたエリートが、無表情で犯罪を犯していく話なんだろうと思ってたのですよ。
だから、「歌を歌いながらステップ踏んで、奇声を発しながら斧を振り下ろすクリスチャン」って
想像範囲外で、すごい衝撃を受けてしまいました（笑）

ま、それ以外の部分でも終始衝撃を受けっぱなしな状態で
観賞することになったわけなのですが…
しかし、クリスチャン・ベイルの演技はすごかったです…
役に入り込んでるので、実際こんな感じなんじゃないかと思ってしまうほど（苦笑）
ファンとしては、少々複雑な心境になりつつ…（苦笑）

途中、失踪事件（ベイトマンが殺害した？ポール）を調査する弁護士役で
ウィレム・デフォーが登場した時は、出演してることを知らなかったので、

うわっ！出た！ハリウッド最凶の演技派！！

と大変驚きました（笑）
そして、主人公であるベイトマンが弁護士に追い込まれてるのをみながら

…プレストンもスメッカーにはかなわないか…

と映画の枠を越えて1人「うんうん」と納得してしまいました。
プレストン：「リベリオン」でクリスチャンが演じたの主人公
スメッカー：「処刑人」でウィレムが演じたFBI捜査官

しかし、この弁護士さん…意外とあっさり引き下がっちゃうのでちょっと拍子抜け…
ウィレム・デフォーだから絶対何かやると思ったんですけどねぇ～
…というか、実際どこまでが現実かは良く分からないっていうオチなんですよね。

他人から見れば恵まれた容姿や仕事を持つ主人公なのにその中身は…
なんだか、いろいろ考えさせられる部分はありましたが…
私には結構衝撃が大きい作品でした…


私の中での評価：☆☆★★★（星2つ）

タグ：メアリー・ハロン クリスチャン・ベイル ウィレム・デフォー ジャレッド・レト ☆☆★★★