ソウ観ました！

ソウを観ました　（2010年：DVD10本目）

2004年 / アメリカ・オーストラリア / 原題：SAW / 上映時間：103min 【監督】 　ジェームズ・ワン 【出演】 　ゴードン　/　ケイリー・エルウィズ 　アダム　/　リー・ワネル 　タップ　/　ダニー・グローヴァー 　シン　/　ケン・レオン 　ゼップ　/　マイケル・エマーソン

◆あらすじ
アダムが目覚めるとそこは見知らぬバスルームで、足には鎖が繋がれていた。
そして自殺死体の向こう側には同じように足を繋がれたゴードンという男がいて…

◆感想
「ソウ祭り：第一弾」を開催してみました…

私はいわゆる「ホラー」はあまり得意ではないので敬遠していたのですが…
この作品は、「ホラー」とはちょっと違いますよね？？
どちらかと言うと「サスペンス」かなぁ～と思いました。

あ、でもグロテスクな部分もまぁあるのでダメな人にはツライ作品ですね。
私は覚悟して（苦笑）観たので一応大丈夫でしたけど。

-----以下、ネタバレありです-----

目が覚めたら死体を挟んで部屋の両端に足を繋がれた男達。

男達も観客もどうしてこんな状況なのか分からないまま話は進み、
徐々に「ジグソウ」という人物が仕掛けた恐ろしいゲームだと分かってくるのですが…
いや、本当に恐ろしいゲームなんですよね…
何かが襲ってくるとかそういうのではなくて、
「自分が助かるためには相手を…」という人間の心の部分の…

ジグソウ、ゲームの標的には一応の基準があるみたいなのですが
ゴードンの場合はちょっと…逆恨み？？
後、アダムは完全に巻き込まれてますよね（苦笑）
アダムの逃げ道ほとんどないですし…

一応二人で協力（？）しながら逃げ道を探すのですが、
中々上手くいかずに追い詰められる二人。
最初はまだ冷静さを保てていたゴードンも、家族の危機を突きつけられ
遂に衝撃の行動に…

グロテスクな表現…一応大丈夫とは言いましたが
ちょっと顔をそむけながら「うぅぅぅぅぅ…」となってしまったシーンはもちろんありまして（苦笑）
それが、ゴードンの衝撃の行動とシンの最期ですね…

ここでキャストについて少しだけ…
この映画、ハナから「知っている人は誰も出ていない」と思っていたのですが…

あ、マイルズだっ！！え！？ウソ！？ベンじゃない！！

いやぁ～ビックリ（笑）
まさか海外ドラマ「LOST」から2人も出演してるとは…！
マイルズ：シン役のケン・レオンがLOSTで演じてる役名
ベン：ゼップ役のマイケル・エマーソンがLOSTで演じている役名
何だか知っている人が出てると嬉しくなってしまいます。
おかげで、ゴードンの患者さんの「ジョン」がこれまたLOSTのジョン・ロックにみえました（笑）

しかし、ゼップ役のマイケル・エマーソンは怪しい役が似合いますねぇ～
あのギョロリとした「目」がとっても印象的です。
なので、今回も登場した瞬間に「あ、怪しい！」って（笑）
彼は「ジグソウ」ではないと思ってましたけど、まさかゲームの参加者だったとは…
私はてっきりジグソウの共犯か信者か模倣犯かと思ってましたので。
どうりで「ツメ」が甘いわけですね…（ゴードンの奥さんに逃げられるし…）

しかし、ゼップじゃないとなれば一体誰が「ジグソウ」なのかと思っていたら
ラスト間際に衝撃の展開が…

え！？ジグソウそこにいたの！？

あれは驚きました…なんか動いたぞって思ったら…
しかも、「GAME OVER」って…ゴードンとアダムは一体どうなっちゃったのでしょうか…
続編をみたら分かるのかなぁ…
う～ん…観た後の余韻が何とも言えない感じです。やられたぁって感じですかね。

いろいろとツッコミたい部分はありますが、
ラスト付近のあのたたみかけるような感じ…なかなかおもしろかったですよ。

超余談ですが、ラスト近くでアダムがトイレのタンク蓋で攻撃してるシーンの所で
あぁ…「処刑人」でマーフィーも同じような事やってたなぁ…と思いだしてしまいました。雰囲気は全然違いますけどね…


私の中での評価：☆☆☆☆★（星4つ）

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