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新少林寺観ました! [映画]

新少林寺を観ました[映画] (2011年:28本目)

2011年 / 香港・中国 / 原題:新少林寺/SHAOLIN / 上映時間:131min
【監督】
 ベニー・チャン
【出演】
 侯杰(浄覚) / アンディ・ラウ
 曹蛮 / ニコラス・ツェー
 方丈 / ユエ・ハイ
 浄能 / ウー・ジン
 悟道 / ジャッキー・チェン
 浄海 / ユィ・シャオチュン
 浄空 / シー・イェンレン
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◆あらすじ
辛亥革命の時代の中国。傲慢な将軍であった侯杰(こうけつ)は、権力拡大の野望を抱くも、
腹心の部下であった曹蛮(そうばん)に裏切られ、愛する娘を失ってしまう。
自らも追われる身となった侯杰は、かつて己が愚弄した少林寺に救いを求めるが…

◆感想
「少林寺」といえば、真っ先に思い浮かぶのがジェット・リーの少林寺[パンチ](1982年)ですね。
…実は、私は断片的にしか観た事ないのですが…(苦笑)

特別”カンフー映画好き”というわけではないのですが、
なんとなく気になって観に行ってきました~[揺れるハート]

-----以下、ネタバレありです[爆弾]-----

この映画…
タイトルが「新少林寺」なので、どうしても”カンフー映画[パンチ]を想像してしまうのですが、
カンフーがメインではなく、侯杰という一人の男の物語でした。

久しぶりに映画館で泣きました[あせあせ(飛び散る汗)]…それも結構…[もうやだ~(悲しい顔)]
ラスト付近ではハンカチ握りしめて、何度目元を拭いたか分かりません。
最近、涙腺が緩い(苦笑)のですが、映画館でここまで泣いたのは初めてかもしれません。
…映画館で泣くのが嫌なので、あまりそういうジャンルは観ないっていうのもありますが…

序盤、侯杰は傲慢な野心家で、無抵抗な敵を何のためらいもなく殺してしまうような男です[バッド(下向き矢印)]
しかし、そんな男が腹心の部下に裏切られ、さらに愛する娘の命も奪われ
何もかもなくしたところで、少林寺の教えや人々との触れ合いによって少しずつ変わっていくんですよね。

カンフー[パンチ]を目当てにすると、ちょっと物足りないのかもしれませんが
私は大変よい映画だったと思いますよ[exclamation×2]
ちなみに、私はカンフーの動きで布が立てる”バサッバサッ”という音が好きです(笑)
なんででしょうねぇ…あの音がないとカンフーって感じがしなくって(苦笑)

では、個性的なキャストの面々について一言…[ひらめき]

まずは、侯杰(浄覚)役のアンディ・ラウ
アンディ・ラウという名前はよ~く知っていたのですが、
まともに作品を観たのは初めてかもしれません。インファナル・アフェアも観てませんし…[あせあせ(飛び散る汗)]
ここまで一つの作品で人格が変わる役も珍しいかもしれませんね。
アンディの演技もカンフーも良かったと思いますよ[揺れるハート]
最後に仏様の手のひらの中で眠るように息絶える浄覚に涙…[もうやだ~(悲しい顔)]
そして、エンディングに流れる主題歌は、なんとアンディが作詞し、歌っているのだそうですね[exclamation]
とても心に沁みる歌で、歌を聞きながらまた涙が出ました…[もうやだ~(悲しい顔)]

次に、曹蛮役のニコラス・ツェー
心が壊れてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]かのように残酷な事をする本当に”悪役”でしたね。
その冷たい眼差しや人を見下したような表情が印象的でした。
しかし、最後に自分の犯した罪の大きさに気付いて号泣するシーンは
こちらも涙が溢れました…[もうやだ~(悲しい顔)]
ニコラス・ツェーは今後に期待したい俳優さんですね~[揺れるハート]

次に、方丈役のユエ・ハイ
俳優業を引退していたのに、この作品の為にカムバックしたそうですね[exclamation×2]
なんというか、もう本当に少林寺の方丈なんじゃないか、
悟りを開いているのではないかと思ってしまいました。
最後、逃げる民衆を守るために戦い、力尽きて合掌の姿勢で息絶える姿に涙…[もうやだ~(悲しい顔)]

次に、浄能役のウー・ジン
文句なしにカッコ良かったです[exclamation×2]
強く、そして厳しく、理想的な少林寺の若きリーダーって感じでした。
浄能の見せ場である仲間を全て逃がして扉の前で戦うシーンはとてもカッコ良かったです。
弁慶の仁王立ちを思い出しました。…でも、中国だから弁慶より典韋ですかね。
でも、あの場面で死んでしまうと思っていなかったのでちょっとショックでした…[もうやだ~(悲しい顔)]
ウー・ジンって「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」に出演しているんですね~
…何役だろう…[あせあせ(飛び散る汗)]

そして、浄海役のユィ・シャオチュン浄空役のシー・イェンレン
浄海は愛嬌があり、浄空は力強い感じでいいコンビでした。
二人の掛け合いは、ほほえましかったですね[揺れるハート]
何と、浄空役のシー・イェンレンは本当に少林寺武僧隊だったそうで…驚きました[ひらめき]

そして、忘れてはいけないのが悟道役のジャッキー・チェン
なんと武道はダメな調理係という役どころでしたね[あせあせ(飛び散る汗)]
なんてもったいない…とちょっと思いましたが、役としてはコミカルな部分があって和みました。
子供と一緒のシーンが多かったのも和んだ理由かもしれません。
そして、調理方法を駆使したカンフーシーンは
やっぱりそうこなくっちゃ!という感じでした~ちょっぴり、ベストキッド思い出しました。


映画とは全然関係ないのですが…
辛亥革命の時代が物語の舞台なので、が結構出てくるんですよね。
で、今自分が乗馬をやっている事もあり、その辺もとても興味深く観ておりました[わーい(嬉しい顔)]

途中、曹蛮が下馬するシーンがあるのです。
映画の中では特に重要なシーンではないのですが、その降り方が[ぴかぴか(新しい)]すごくカッコよくて[ぴかぴか(新しい)]印象に残りました。

馬から降りる事って乗る事より難しいってやってみて分かったのです。
私が降りる時の降り方は、右足を鐙からはずして馬のお尻をまたいだあとで
お腹を鞍に乗せてあとはずり落ちて行く(苦笑)って感じなのですが、
曹蛮は、右足を鐙からはずしたあと、後ろではなく前から足をまわして
”ストン”とそれはそれは[ぴかぴか(新しい)]スマート[ぴかぴか(新しい)]に降りたんですよね。
それがすごくカッコ良くて…[揺れるハート]
いつか、自分もあんな風にカッコよく馬を乗りこなしたい~と思ってしまいました。


私の中での評価:☆☆☆☆☆(星5つ)


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