ベン・ハー観ました! [映画]
ベン・ハーを観ました (2010年:39本目)
※午前十時の映画祭にて観賞
◆あらすじ
ユダヤの名家の息子であるベン・ハーは、幼なじみでローマ軍司令官メッサラの
裏切りにあい、奴隷船送りとなってしまう。
ある日、戦いの最中に海に投げ出されたローマ将軍アリウスの命を救ったベン・ハーは彼の養子となり…
◆感想
久しぶりに、「午前十時の映画祭」に行ってきました
前々から観たいとは思っていたのですが、なにせ長い映画なので
なかなかきっかけがつかめないでいました。
そこで、「午前十時の映画祭」で観ようと思っていたのですが…
残業続きで寝不足気味だったこともあり、「寝てしまうかも…」という不安がありまして
直前までどうしようかと悩んでいたのですが、だんだん埋まっていく座席予約を見ていると
たまらなくなって、つい自分も予約をしてしまいました(笑)
-----以下、ネタバレありです-----
映画が始まったと思ったら、何と「序曲」が6分間ありました。
序曲の間、画面に「あと○分で上映がはじまります」と表示されるのも新鮮でしたよ
この曲ってベン・ハーの曲だったのか…昔の映画の曲って壮大でいいなぁ~と思いながら
ちょっと贅沢な気分を味わいました。
さて、このベン・ハーという映画。
事前知識としては、「チャールトン・ヘストン主演」「戦車レースがある」「長い」くらいでした
ストーリーは、貧しい身分の青年が戦車レースでヒーローになるみたいな感じを予想していたのですが、
何と…ジュダは高貴な身でしたか…
まぁ、裏切りにあって奴隷になってしまうのですが…
最初から想像と違ったのでちょっと驚いたのですが、
何とジュダには「征服者」と「被征服者」という関係でありながらも友情をはぐくんでいる
メッサラという人物(しかも司令官)がいるというではありませんか…
しかし、大人になり互いに立場や守るものが出来てしまうと
昔のようには付き合えず…結局仲違い
お互いに信頼していたからこそ、「裏切られた」という思いは大きいのでしょうね…
欲を言えば、子供の頃の二人のエピソードも入ってたら良かったのになぁ…
あ、でもこれ以上長くなるのは…マズイですかね…
それからというもの、不幸な偶然が重なって
ジュダは奴隷に落とされ、母親と妹は投獄されてしまいます。
ここからハー家の人々は文字通り「地獄のような日々」なんですよね…
しかし、そんなジュダの人生に時々訪れる「奇跡」のような出来事。
この奇跡にかかわるのは何とキリストではありませんか…
顔は映らないように撮られていたのですが、その後ろ姿とか少し映るだけで
なんだか他の人とは雰囲気が違うんですよね…すごいなぁ…
さて、ベン・ハーといえば、やはり「戦車レース」ですよね。
期待通り、戦車レースのシーンは手に汗握る感じで凄かったです。
結構派手に戦車が壊れたり、馬に踏まれたりしてましたけど…
どうやって撮影したのかがすごく気になります。
あのシーン、今思うと、BGMなかったんですね。
馬の蹄の音や車輪の音、歓声とかだけだったのですが、より臨場感があってテンション上がりました
ジュダの馬は4頭とも白馬でとても綺麗でした。
ジュダ自身は、茶色の服に鮮やかな青い布をまとった格好でしたね。
それはそれでカッコイイのですが…
私は、メッサラの黒い馬&黒地に赤い布という組み合わせがすごく強そうでカッコよく
うつりました…それまで、メッサラ嫌な奴だと思っていたのに(苦笑)
白い馬より黒い馬の方が締まっているように見えるので、早そうなんですよねぇ…
しかし、このレースでメッサラが亡くなってしまうのには驚きました
この映画のラストはジュダとメッサラが仲直りするかと思っていたので…
メッサラが死ぬ間際にジュダに謝って二人が和解するとか…
まさか最後まであの調子で通すとは…メッサラ…
さて、憎かったメッサラは亡くなったけれど少しも心が晴れないジュダ。
死ぬ間際にメッサラから「母と妹は実は生きているが、不治の病を患っている」と聞かされます。
自分がこんな目にあうのも、母と妹が病気になったのも、メッサラが変わってしまったことも
何もかもローマ帝国が悪いと思い、心も荒んでしまいます…
このままどうラストに持っていくのか…もしかして、ハッピーエンドじゃないのか…と
思っておりましたら、最後の最後で「最大級の奇跡」が起こったではありませんか!
これは、最初ちょっと反則かなぁ…と思ったのですが、
キリスト教にあまりなじみがないせいもあるかもしれませんね。
ジュダの心に平穏が訪れ、母親と妹の病気も治り、幸せになったのだから
ラストとしてはこの上ないラストということだと思います
今回、映画館の大きなスクリーンで観ることができて幸せでした
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
※午前十時の映画祭にて観賞
1959年 / アメリカ / 原題:BEN-HUR / 上映時間:240min 【監督】 ウィリアム・ワイラー 【出演】 ジュダ=ベン・ハー / チャールトン・ヘストン メッサラ / スティーヴン・ボイド クインタス・アリウス / ジャック・ホーキンス 族長イルデリム / ヒュー・グリフィス エスター / ハイヤ・ハラリート |
◆あらすじ
ユダヤの名家の息子であるベン・ハーは、幼なじみでローマ軍司令官メッサラの
裏切りにあい、奴隷船送りとなってしまう。
ある日、戦いの最中に海に投げ出されたローマ将軍アリウスの命を救ったベン・ハーは彼の養子となり…
◆感想
久しぶりに、「午前十時の映画祭」に行ってきました
前々から観たいとは思っていたのですが、なにせ長い映画なので
なかなかきっかけがつかめないでいました。
そこで、「午前十時の映画祭」で観ようと思っていたのですが…
残業続きで寝不足気味だったこともあり、「寝てしまうかも…」という不安がありまして
直前までどうしようかと悩んでいたのですが、だんだん埋まっていく座席予約を見ていると
たまらなくなって、つい自分も予約をしてしまいました(笑)
-----以下、ネタバレありです-----
映画が始まったと思ったら、何と「序曲」が6分間ありました。
序曲の間、画面に「あと○分で上映がはじまります」と表示されるのも新鮮でしたよ
この曲ってベン・ハーの曲だったのか…昔の映画の曲って壮大でいいなぁ~と思いながら
ちょっと贅沢な気分を味わいました。
さて、このベン・ハーという映画。
事前知識としては、「チャールトン・ヘストン主演」「戦車レースがある」「長い」くらいでした
ストーリーは、貧しい身分の青年が戦車レースでヒーローになるみたいな感じを予想していたのですが、
何と…ジュダは高貴な身でしたか…
まぁ、裏切りにあって奴隷になってしまうのですが…
最初から想像と違ったのでちょっと驚いたのですが、
何とジュダには「征服者」と「被征服者」という関係でありながらも友情をはぐくんでいる
メッサラという人物(しかも司令官)がいるというではありませんか…
しかし、大人になり互いに立場や守るものが出来てしまうと
昔のようには付き合えず…結局仲違い
お互いに信頼していたからこそ、「裏切られた」という思いは大きいのでしょうね…
欲を言えば、子供の頃の二人のエピソードも入ってたら良かったのになぁ…
あ、でもこれ以上長くなるのは…マズイですかね…
それからというもの、不幸な偶然が重なって
ジュダは奴隷に落とされ、母親と妹は投獄されてしまいます。
ここからハー家の人々は文字通り「地獄のような日々」なんですよね…
しかし、そんなジュダの人生に時々訪れる「奇跡」のような出来事。
この奇跡にかかわるのは何とキリストではありませんか…
顔は映らないように撮られていたのですが、その後ろ姿とか少し映るだけで
なんだか他の人とは雰囲気が違うんですよね…すごいなぁ…
さて、ベン・ハーといえば、やはり「戦車レース」ですよね。
期待通り、戦車レースのシーンは手に汗握る感じで凄かったです。
結構派手に戦車が壊れたり、馬に踏まれたりしてましたけど…
どうやって撮影したのかがすごく気になります。
あのシーン、今思うと、BGMなかったんですね。
馬の蹄の音や車輪の音、歓声とかだけだったのですが、より臨場感があってテンション上がりました
ジュダの馬は4頭とも白馬でとても綺麗でした。
ジュダ自身は、茶色の服に鮮やかな青い布をまとった格好でしたね。
それはそれでカッコイイのですが…
私は、メッサラの黒い馬&黒地に赤い布という組み合わせがすごく強そうでカッコよく
うつりました…それまで、メッサラ嫌な奴だと思っていたのに(苦笑)
白い馬より黒い馬の方が締まっているように見えるので、早そうなんですよねぇ…
しかし、このレースでメッサラが亡くなってしまうのには驚きました
この映画のラストはジュダとメッサラが仲直りするかと思っていたので…
メッサラが死ぬ間際にジュダに謝って二人が和解するとか…
まさか最後まであの調子で通すとは…メッサラ…
さて、憎かったメッサラは亡くなったけれど少しも心が晴れないジュダ。
死ぬ間際にメッサラから「母と妹は実は生きているが、不治の病を患っている」と聞かされます。
自分がこんな目にあうのも、母と妹が病気になったのも、メッサラが変わってしまったことも
何もかもローマ帝国が悪いと思い、心も荒んでしまいます…
このままどうラストに持っていくのか…もしかして、ハッピーエンドじゃないのか…と
思っておりましたら、最後の最後で「最大級の奇跡」が起こったではありませんか!
これは、最初ちょっと反則かなぁ…と思ったのですが、
キリスト教にあまりなじみがないせいもあるかもしれませんね。
ジュダの心に平穏が訪れ、母親と妹の病気も治り、幸せになったのだから
ラストとしてはこの上ないラストということだと思います
今回、映画館の大きなスクリーンで観ることができて幸せでした
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
2010-11-28 21:25
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