クロッシング観ました! [映画]
クロッシングを観ました (2010年:37本目)
2009年 / アメリカ / 原題:BROOKLYN'S FINEST / 上映時間:132min
【監督】
アントワーン・フークア
【出演】
エディ / リチャード・ギア
サル / イーサン・ホーク
タンゴ / ドン・チードル
キャズ / ウェズリー・スナイプス
==============================================
◆あらすじ
ニューヨークの犯罪多発地区であるブルックリンに身を置く3人の警官達。
勤続20年以上のエディと麻薬捜査官のサル、そして潜入捜査官のタンゴは
それぞれの心に悩みを抱えており…
◆感想
この映画、映画館でポスターを観てなんとなく気になっていたのです
内容は全く知らなかったのですが、とりあえず渋いなぁ…と。
そこで、ソウを観に行くときに一緒に観ようと思っていたのですが、
体調が思わしくなかったので、ソウを優先してこちらは後回しに(苦笑)
このまま今回はパスかなぁとも思ったのですが、
上手く時間が取れたので観に行くことができました
-----以下、ネタバレありです-----
観終わった後、ズッシリ重い映画だなぁ…と思いました。
女性より男性の方が好みそうな映画ですね。
3人の警官がメインでそれぞれのストーリーが進んでいきます。
邦題から推測するにラストで3人の運命が交錯するのだろうと思ったのですが…
あんまり「クロッシング」してなかったような(苦笑)
途中、すれ違ったりとかはするのですがね。ラストも一応みんな集合するのですがね…
でも、「クロッシング」ではないかなぁ…こりゃ、邦題がちょっとマズイですね
リチャード・ギアの作品はあまり観た事がなかったのですが、
なんとなく「いい役」が多いイメージだったので、
こんな役もやるんだとちょっと驚きました。
定年を1週間後に控え、無難に過ごそうとするエディ。
最初は警察官としてその態度は…と思ったのですが、日々犯罪が多発するという
異常な状況に長い間身を置いた結果なのかと思うと仕方がないのかもとも思えました。
途中、新人警官に対する愚痴をこぼすシーンがあったのですが、
あ~ちょっと分かるかも…って思ってしまいました…
まだまだ社会人歴の浅い自分でも若干分かるんですから、勤続20年以上だったら
そりゃ言いたいことも山ほどあるでしょうね…
冒頭から殺人を犯すという衝撃的な登場だったのがイーサン・ホーク。
麻薬捜査官として仕事もまじめにこなし、家でも良き夫であり父親でしたね。
しかし、危険な仕事の割には少ない給料で愛する家族を養うのも精いっぱいの状況。
そんな彼は毎日のように仕事で「汚れた大金」を目にしており、
よからぬ方向に考えが向かってしまいます…
余談ですが、よく「イーサン・ハント」だったっけ?とか思ってしまってゴメンナサイ…
今回、きちんと覚えましたので…
ドン・チードルはアイアンマン2では軍人役にしてはちょっと細すぎる
とか言ってましたが、今回は良かったですよ。
タンゴメインで話を進めてほしかったくらいです。
…そういう話が観たいなら、インファナル・アフェアとかディパーテッドとかあるのですがね…
それこそ、人生なげうって危険な任務についているのに
「あなたのおかげで出世できたわ~」なんて言われたら気分悪いのも当然です。
おまけに奥さんからは離婚を迫られるし、彼自身警官としての心が薄れていくのを感じて
どれほど恐ろしかったかと思います…
ラスト、全員が同じ場所に違う目的で集まって微妙にリンクします。
「悪」な行動に走ってしまったのはサルとタンゴ。
サルは欲望に負けて「汚れた金」に手をつけ、タンゴは親友の報復を行います。
そして、サルは夢中でお金を奪っているところを組織の生き残りに襲われて死亡…
タンゴは報復を行っているところをサルが心配で追ってきた同僚警官に偶然見られて、
背後から撃たれてしまいます…
そして、「善」な行動をとったのはエディ。
誘拐されていた女性を助けるというこれまでの彼からは考えられない行動を起こします。
新人警官の殉職や、心の支えだった女性からの拒絶等が彼にあの行動を取らせたのでしょうね。
しかし、もう彼は警官ではない…
彼があの後どうなったのかが気になります…
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
2009年 / アメリカ / 原題:BROOKLYN'S FINEST / 上映時間:132min
【監督】
アントワーン・フークア
【出演】
エディ / リチャード・ギア
サル / イーサン・ホーク
タンゴ / ドン・チードル
キャズ / ウェズリー・スナイプス
==============================================
◆あらすじ
ニューヨークの犯罪多発地区であるブルックリンに身を置く3人の警官達。
勤続20年以上のエディと麻薬捜査官のサル、そして潜入捜査官のタンゴは
それぞれの心に悩みを抱えており…
◆感想
この映画、映画館でポスターを観てなんとなく気になっていたのです
内容は全く知らなかったのですが、とりあえず渋いなぁ…と。
そこで、ソウを観に行くときに一緒に観ようと思っていたのですが、
体調が思わしくなかったので、ソウを優先してこちらは後回しに(苦笑)
このまま今回はパスかなぁとも思ったのですが、
上手く時間が取れたので観に行くことができました
-----以下、ネタバレありです-----
観終わった後、ズッシリ重い映画だなぁ…と思いました。
女性より男性の方が好みそうな映画ですね。
3人の警官がメインでそれぞれのストーリーが進んでいきます。
邦題から推測するにラストで3人の運命が交錯するのだろうと思ったのですが…
あんまり「クロッシング」してなかったような(苦笑)
途中、すれ違ったりとかはするのですがね。ラストも一応みんな集合するのですがね…
でも、「クロッシング」ではないかなぁ…こりゃ、邦題がちょっとマズイですね
リチャード・ギアの作品はあまり観た事がなかったのですが、
なんとなく「いい役」が多いイメージだったので、
こんな役もやるんだとちょっと驚きました。
定年を1週間後に控え、無難に過ごそうとするエディ。
最初は警察官としてその態度は…と思ったのですが、日々犯罪が多発するという
異常な状況に長い間身を置いた結果なのかと思うと仕方がないのかもとも思えました。
途中、新人警官に対する愚痴をこぼすシーンがあったのですが、
あ~ちょっと分かるかも…って思ってしまいました…
まだまだ社会人歴の浅い自分でも若干分かるんですから、勤続20年以上だったら
そりゃ言いたいことも山ほどあるでしょうね…
冒頭から殺人を犯すという衝撃的な登場だったのがイーサン・ホーク。
麻薬捜査官として仕事もまじめにこなし、家でも良き夫であり父親でしたね。
しかし、危険な仕事の割には少ない給料で愛する家族を養うのも精いっぱいの状況。
そんな彼は毎日のように仕事で「汚れた大金」を目にしており、
よからぬ方向に考えが向かってしまいます…
余談ですが、よく「イーサン・ハント」だったっけ?とか思ってしまってゴメンナサイ…
今回、きちんと覚えましたので…
ドン・チードルはアイアンマン2では軍人役にしてはちょっと細すぎる
とか言ってましたが、今回は良かったですよ。
タンゴメインで話を進めてほしかったくらいです。
…そういう話が観たいなら、インファナル・アフェアとかディパーテッドとかあるのですがね…
それこそ、人生なげうって危険な任務についているのに
「あなたのおかげで出世できたわ~」なんて言われたら気分悪いのも当然です。
おまけに奥さんからは離婚を迫られるし、彼自身警官としての心が薄れていくのを感じて
どれほど恐ろしかったかと思います…
ラスト、全員が同じ場所に違う目的で集まって微妙にリンクします。
「悪」な行動に走ってしまったのはサルとタンゴ。
サルは欲望に負けて「汚れた金」に手をつけ、タンゴは親友の報復を行います。
そして、サルは夢中でお金を奪っているところを組織の生き残りに襲われて死亡…
タンゴは報復を行っているところをサルが心配で追ってきた同僚警官に偶然見られて、
背後から撃たれてしまいます…
そして、「善」な行動をとったのはエディ。
誘拐されていた女性を助けるというこれまでの彼からは考えられない行動を起こします。
新人警官の殉職や、心の支えだった女性からの拒絶等が彼にあの行動を取らせたのでしょうね。
しかし、もう彼は警官ではない…
彼があの後どうなったのかが気になります…
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
2010-11-20 00:28
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