戦場にかける橋観ました! [映画]
戦場にかける橋を観ました (2010年:31本目)
※午前十時の映画祭にて観賞
◆あらすじ
タイとビルマの国境近くにある日本軍の捕虜収容所。
そこでは、連合軍捕虜を使って国境に流れるクワイ河に橋を架ける工事が進められていた。
収容所の所長である斎藤大佐は、思うようにはかどらない作業を何とか
計画通りに進めるため、将校を含めた捕虜全員に作業をするように命令するが…
◆感想
先週に続き、「午前十時の映画祭」に行ってきました
この作品もタイトルとテーマソングだけ知っている作品だったので
良い機会だと思い、映画館まで行ってみました
まぁ、観に行こうと決めた要因としてはもう一つありまして…
アレック・ギネスが出てるという事ですね。
※スターウォーズ旧三部作のオビ=ワン・ケノービですね~
今でこそ”オジサン”好き(笑)になってますけど、昔は全然そんな事なかったのです。
でも、子供の頃に観たスターウォーズでルークよりもハン・ソロよりも
オビ=ワン・ケノービがカッコ良くて好きだったんです…
いわば、私の”オジサン”好きのルーツだったりするわけで(笑)
-----以下、ネタバレありです-----
1957年の作品だけあって、さすがに映像は古かったです。
…それは先週の「大脱走」の時も思いましたが…
でも、古いから駄目だというわけではなく、派手なCGやアクションがなくても いい作品はいいんだ!
というのを改めて感じました
戦争がベースにある作品なのですが戦闘シーンはほとんどなかったです。
捕虜収容所のお話なので…
銃撃戦はあまりありませんが、その分、男の信念をかけた戦いが繰り広げられてました。
今回は日本軍の捕虜収容所が舞台なので
始まって早々、日本語が聞こえてきたときはなんだかちょっと違和感が(笑)
日本人なので日本語しゃべるのは当たり前なのですが、
なんだか1957年の映画で日本語が聞けるなんて…と思ってしまいまして…
捕虜収容所の所長である斎藤大佐と捕虜であるニコルソン大佐。
どちらも自分の信念を持っていて、立場の違い等もあり意見が衝突してしまいます。
しかし、「橋を完成させる」という共通の目標を持ってからは心を通わせていくんですよね。
会議の最中に上手くお茶や食事を要求するニコルソン大佐が面白かったです。上手いなぁ~
後、その要求を飲んだ斎藤大佐の「おい、お茶!」が伝言ゲームのように伝わっていくところも
会場から笑いが起こってました。あれ、わざわざ伝言しなくても次の人聞こえてるんじゃ…なんて(笑)
それにしても、アレック・ギネスのニコルソン大佐…やっぱりカッコ良かったです…
体が大きい訳ではないので強そうにはみえないのですが、
誇り高き軍人という感じが伝わってきて、精神的な強さを感じました。
後、声が良い…渋い…やっぱり、好きだなぁ…
橋は無事に完成するのですが、そこでハッピーエンドというわけではないのですよね。
ラストは一体どうなるのだろうとハラハラしながら観ていました。
イギリス人として誇りを持って橋を建設したニコルソン大佐とその橋を破壊しようとするイギリス軍。
橋の上で斎藤大佐に自分について語るニコルソン大佐の雰囲気からなんとなく
ニコルソン大佐のたどるであろう道がみえたような…悲しい予感ですけど…
結局、みんな立場が違うのでそれぞれの立場で最善の事をやろうとしているのですよね…
橋の異変に気がついたニコルソン大佐は調査を開始し、そこまで上手くいっていた自国の作戦に対し
邪魔をする形になってしまうのですよね。
そのことで、同じイギリス人から命を狙われる立場になってしまって…
銃撃戦の後、結果的にニコルソン大佐が倒れこんだ所に起爆装置があって
建設した橋を破壊してしまうラストが何とも切なかったです。
最後の軍医の「madness!」というセリフが印象に残りました。
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
※午前十時の映画祭にて観賞
1957年 / アメリカ / 原題:THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI / 上映時間:155min 【監督】 デヴィッド・リーン 【出演】 ニコルソン大佐 / アレック・ギネス シアーズ / ウィリアム・ホールデン 斎藤大佐 / 早川雪洲 ウォーデン少佐 / ジャック・ホーキンス 軍医クリプトン / ジェームズ・ドナルド |
◆あらすじ
タイとビルマの国境近くにある日本軍の捕虜収容所。
そこでは、連合軍捕虜を使って国境に流れるクワイ河に橋を架ける工事が進められていた。
収容所の所長である斎藤大佐は、思うようにはかどらない作業を何とか
計画通りに進めるため、将校を含めた捕虜全員に作業をするように命令するが…
◆感想
先週に続き、「午前十時の映画祭」に行ってきました
この作品もタイトルとテーマソングだけ知っている作品だったので
良い機会だと思い、映画館まで行ってみました
まぁ、観に行こうと決めた要因としてはもう一つありまして…
アレック・ギネスが出てるという事ですね。
※スターウォーズ旧三部作のオビ=ワン・ケノービですね~
今でこそ”オジサン”好き(笑)になってますけど、昔は全然そんな事なかったのです。
でも、子供の頃に観たスターウォーズでルークよりもハン・ソロよりも
オビ=ワン・ケノービがカッコ良くて好きだったんです…
いわば、私の”オジサン”好きのルーツだったりするわけで(笑)
-----以下、ネタバレありです-----
1957年の作品だけあって、さすがに映像は古かったです。
…それは先週の「大脱走」の時も思いましたが…
でも、古いから駄目だというわけではなく、派手なCGやアクションがなくても いい作品はいいんだ!
というのを改めて感じました
戦争がベースにある作品なのですが戦闘シーンはほとんどなかったです。
捕虜収容所のお話なので…
銃撃戦はあまりありませんが、その分、男の信念をかけた戦いが繰り広げられてました。
今回は日本軍の捕虜収容所が舞台なので
始まって早々、日本語が聞こえてきたときはなんだかちょっと違和感が(笑)
日本人なので日本語しゃべるのは当たり前なのですが、
なんだか1957年の映画で日本語が聞けるなんて…と思ってしまいまして…
捕虜収容所の所長である斎藤大佐と捕虜であるニコルソン大佐。
どちらも自分の信念を持っていて、立場の違い等もあり意見が衝突してしまいます。
しかし、「橋を完成させる」という共通の目標を持ってからは心を通わせていくんですよね。
会議の最中に上手くお茶や食事を要求するニコルソン大佐が面白かったです。上手いなぁ~
後、その要求を飲んだ斎藤大佐の「おい、お茶!」が伝言ゲームのように伝わっていくところも
会場から笑いが起こってました。あれ、わざわざ伝言しなくても次の人聞こえてるんじゃ…なんて(笑)
それにしても、アレック・ギネスのニコルソン大佐…やっぱりカッコ良かったです…
体が大きい訳ではないので強そうにはみえないのですが、
誇り高き軍人という感じが伝わってきて、精神的な強さを感じました。
後、声が良い…渋い…やっぱり、好きだなぁ…
橋は無事に完成するのですが、そこでハッピーエンドというわけではないのですよね。
ラストは一体どうなるのだろうとハラハラしながら観ていました。
イギリス人として誇りを持って橋を建設したニコルソン大佐とその橋を破壊しようとするイギリス軍。
橋の上で斎藤大佐に自分について語るニコルソン大佐の雰囲気からなんとなく
ニコルソン大佐のたどるであろう道がみえたような…悲しい予感ですけど…
結局、みんな立場が違うのでそれぞれの立場で最善の事をやろうとしているのですよね…
橋の異変に気がついたニコルソン大佐は調査を開始し、そこまで上手くいっていた自国の作戦に対し
邪魔をする形になってしまうのですよね。
そのことで、同じイギリス人から命を狙われる立場になってしまって…
銃撃戦の後、結果的にニコルソン大佐が倒れこんだ所に起爆装置があって
建設した橋を破壊してしまうラストが何とも切なかったです。
最後の軍医の「madness!」というセリフが印象に残りました。
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
2010-09-12 23:06
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5/11 サンフランシスコの日本町の映画館で、『蛟竜を描く人』 (早川雪洲と青木鶴子主演のハリウッド作品)を上映....
http://caamfest.com/2019/movies/the-dragon-painter/
by サンフランシスコ人 (2019-04-26 06:45)