大脱走観ました! [映画]
大脱走を観ました (2010年:30本目)
※午前十時の映画祭にて観賞
◆あらすじ
第二次世界大戦下のドイツにある「ルフト第3空軍捕虜収容所」。
脱出不可能と言われたこの捕虜収容所であったが、捕虜たちは前代未聞の
総勢250名にも及ぶ集団脱走を計画しており…
◆感想
久しぶりに「午前十時の映画祭」に行ってきました。
いつもチケットは早い段階で押さえるのですが、今回仕事が忙しくて気がついたら
結構埋まっていて焦りました…
やっぱり、「名作」と言われる作品は今でも人気が高いのですね。
-----以下、ネタバレありです-----
正直、「大脱走」についてはほとんど何も知らない状態でした。
もちろん、タイトルから脱走の話ということくらいは分かっていましたが…
しかし、映画が始まって「大脱走マーチ」が流れると
何故かテンションが上がる自分がいました(笑)
映画自体は観た事なくても、あの曲は耳にする機会が多いですからね。う~ん、名曲
捕虜収容所からの脱出劇ということで、結構重たい感じを予想していたのですが、
意外にもコミカルな部分が多かったですね…あ、前半はですが…
収容所に着いて早々、不穏な動きをする捕虜たち。
どうやら普通の捕虜たちではなく、「脱走の常習犯達」のようで…
いきなり始まった脱走劇に
おっとイキナリ脱走しちゃうの!?
とビックリしましたが、そこまでドイツ軍も甘くなかったですね
やっぱり脱走にはもっと周到な計画と準備って事ですね。
そうか、その脱走の指揮をマックイーン演じるヒルツがやるのね!と1人で思ってたのですが、
見事にハズレてしまいました(笑)
ヒルツ、無茶やっては独房に入れられるばっかりで…
では一体誰が脱走の指揮をとるのかと思っていたら…
来ましたねぇ~リチャード・アッテンボロー演じるバートレット。
「脱走のカリスマ」って何とも頼もしい少佐の登場にますます期待が高まりました
そういえば、捕虜たちのほとんどは英国空軍兵で、ヒルツは米兵だったのですね。
そして、この脱走劇の中心は英国空軍と言うわけですか…それでヒルツの関与が薄いのですね。
納得納得。
脱走のカリスマの下に集まった「情報屋」「偽造屋」「土処理屋」「トンネル王」等
いや、本当にこれだけのメンバーが集まれば脱走出来そうだという気になりますね。
なんと言うか…こう…その道のスペシャリスト達が集まって一つの目的を達成しようとするっていう
映画が好きなので、ワクワクしました
一応、ヒルツが主役っていうことになっていると思うのですが、
ヒルツ以外のキャラクターも個性的で光ってたと思います。
まずは、ヒルツ役のスティーヴ・マックイーン。
渋い役柄かと思ってましたが、意外にもコメディ部分担当という感じで面白かったです。
タフで少々の事ではへこたれないいかにもアメリカンな感じでした。
しかし、後半の脱走決行の部分とかはカッコ良かったです
後、バイクでの逃走劇も。あともうちょっとで国境を越えられたのに…残念…
次に、バートレット役のリチャード・アッテンボロー。
私にとっては「リチャード・アッテンボロー=ジョン・ハモンド(ジュラシックパーク)」なんですね~。
なので、頭の中では名前が勝手に「ハモンド」に変換されていました(笑)
いや、今回もキャラクターが多くて覚えきれなかったのです…(苦笑)
頭の切れる感じがしましたし、後半のスーツ姿をみてさすがイギリス紳士!って思ってしまいました。
私だけかもしれませんが、目元がヤングインディ時代のショーン・パトリック・フラナリーに似てるなぁ~と思いました。
そして、ダニー役のチャールズ・ブロンソン。
ブロンソンは名前だけ知ってました。
…なんですか…めちゃくちゃカッコイイじゃないですか…
ちょっと雰囲気はベニチオ・デル・トロみたいな感じでしたね。
前半あれだけ頼りになる男だったのに、肝心なところで過去のトラウマが…
っていうところも人間らしくて良かったです。とりあえず、カッコ良かった…
その他にもバートレットをガッチリ補佐するマクドナルドとか、
最初はちょっと頼りなさそうだったけど後半ダニーを支えるウィリーとか、
視力を失ったコリンを助けながら逃げるヘンドリーとか…
う~ん、いいキャラクターがいっぱいですね
さて、このお話の結末ですが、
「脱走が成功してハッピーエンド」かと思っていたのですが、
それは映画の最初でも強調していたように「実話ベース」なので…
脱走に成功した者たちに次々と追手が迫り…
一番衝撃的だったのは、バートレットとマクドナルドの最期ですかね…
ラスト付近は何とか1人でも多く逃げ延びて…と祈るような気持ちで観ていました。
連れ戻されたヒルツがお決まりの独房で壁相手にキャッチボールをするラスト
がとても印象に残っています。
以下、余談ですが…
エンドロールで、主要キャストの顔と名前と役柄が映し出されたのですが、
他のキャラクターは「トンネル王」とか「偽造屋」とか脱走に貢献しそうなニックネームなのに
ヒルツだけ
「独房王」
って…(笑)
脱走の役に立たなさそうだなぁ…
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
途中、「あ、あれ”ショーシャンクの空に”でアンディもやってた」というシーンがあってちょっと嬉しかったり…
※午前十時の映画祭にて観賞
1963年 / アメリカ / 原題:THE GREAT ESCAPE / 上映時間:168min 【監督】 ジョン・スタージェス 【出演】 ヒルツ / スティーヴ・マックイーン ヘンドリー / ジェームズ・ガーナー バートレット / リチャード・アッテンボロー セジウイック / ジェームズ・コバーン ダニー / チャールズ・ブロンソン |
◆あらすじ
第二次世界大戦下のドイツにある「ルフト第3空軍捕虜収容所」。
脱出不可能と言われたこの捕虜収容所であったが、捕虜たちは前代未聞の
総勢250名にも及ぶ集団脱走を計画しており…
◆感想
久しぶりに「午前十時の映画祭」に行ってきました。
いつもチケットは早い段階で押さえるのですが、今回仕事が忙しくて気がついたら
結構埋まっていて焦りました…
やっぱり、「名作」と言われる作品は今でも人気が高いのですね。
-----以下、ネタバレありです-----
正直、「大脱走」についてはほとんど何も知らない状態でした。
もちろん、タイトルから脱走の話ということくらいは分かっていましたが…
しかし、映画が始まって「大脱走マーチ」が流れると
何故かテンションが上がる自分がいました(笑)
映画自体は観た事なくても、あの曲は耳にする機会が多いですからね。う~ん、名曲
捕虜収容所からの脱出劇ということで、結構重たい感じを予想していたのですが、
意外にもコミカルな部分が多かったですね…あ、前半はですが…
収容所に着いて早々、不穏な動きをする捕虜たち。
どうやら普通の捕虜たちではなく、「脱走の常習犯達」のようで…
いきなり始まった脱走劇に
おっとイキナリ脱走しちゃうの!?
とビックリしましたが、そこまでドイツ軍も甘くなかったですね
やっぱり脱走にはもっと周到な計画と準備って事ですね。
そうか、その脱走の指揮をマックイーン演じるヒルツがやるのね!と1人で思ってたのですが、
見事にハズレてしまいました(笑)
ヒルツ、無茶やっては独房に入れられるばっかりで…
では一体誰が脱走の指揮をとるのかと思っていたら…
来ましたねぇ~リチャード・アッテンボロー演じるバートレット。
「脱走のカリスマ」って何とも頼もしい少佐の登場にますます期待が高まりました
そういえば、捕虜たちのほとんどは英国空軍兵で、ヒルツは米兵だったのですね。
そして、この脱走劇の中心は英国空軍と言うわけですか…それでヒルツの関与が薄いのですね。
納得納得。
脱走のカリスマの下に集まった「情報屋」「偽造屋」「土処理屋」「トンネル王」等
いや、本当にこれだけのメンバーが集まれば脱走出来そうだという気になりますね。
なんと言うか…こう…その道のスペシャリスト達が集まって一つの目的を達成しようとするっていう
映画が好きなので、ワクワクしました
一応、ヒルツが主役っていうことになっていると思うのですが、
ヒルツ以外のキャラクターも個性的で光ってたと思います。
まずは、ヒルツ役のスティーヴ・マックイーン。
渋い役柄かと思ってましたが、意外にもコメディ部分担当という感じで面白かったです。
タフで少々の事ではへこたれないいかにもアメリカンな感じでした。
しかし、後半の脱走決行の部分とかはカッコ良かったです
後、バイクでの逃走劇も。あともうちょっとで国境を越えられたのに…残念…
次に、バートレット役のリチャード・アッテンボロー。
私にとっては「リチャード・アッテンボロー=ジョン・ハモンド(ジュラシックパーク)」なんですね~。
なので、頭の中では名前が勝手に「ハモンド」に変換されていました(笑)
いや、今回もキャラクターが多くて覚えきれなかったのです…(苦笑)
頭の切れる感じがしましたし、後半のスーツ姿をみてさすがイギリス紳士!って思ってしまいました。
私だけかもしれませんが、目元がヤングインディ時代のショーン・パトリック・フラナリーに似てるなぁ~と思いました。
そして、ダニー役のチャールズ・ブロンソン。
ブロンソンは名前だけ知ってました。
…なんですか…めちゃくちゃカッコイイじゃないですか…
ちょっと雰囲気はベニチオ・デル・トロみたいな感じでしたね。
前半あれだけ頼りになる男だったのに、肝心なところで過去のトラウマが…
っていうところも人間らしくて良かったです。とりあえず、カッコ良かった…
その他にもバートレットをガッチリ補佐するマクドナルドとか、
最初はちょっと頼りなさそうだったけど後半ダニーを支えるウィリーとか、
視力を失ったコリンを助けながら逃げるヘンドリーとか…
う~ん、いいキャラクターがいっぱいですね
さて、このお話の結末ですが、
「脱走が成功してハッピーエンド」かと思っていたのですが、
それは映画の最初でも強調していたように「実話ベース」なので…
脱走に成功した者たちに次々と追手が迫り…
一番衝撃的だったのは、バートレットとマクドナルドの最期ですかね…
ラスト付近は何とか1人でも多く逃げ延びて…と祈るような気持ちで観ていました。
連れ戻されたヒルツがお決まりの独房で壁相手にキャッチボールをするラスト
がとても印象に残っています。
以下、余談ですが…
エンドロールで、主要キャストの顔と名前と役柄が映し出されたのですが、
他のキャラクターは「トンネル王」とか「偽造屋」とか脱走に貢献しそうなニックネームなのに
ヒルツだけ
「独房王」
って…(笑)
脱走の役に立たなさそうだなぁ…
私の中での評価:☆☆☆☆★(星4つ)
途中、「あ、あれ”ショーシャンクの空に”でアンディもやってた」というシーンがあってちょっと嬉しかったり…
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